2021-05-13 第204回国会 参議院 財政金融委員会 第10号
そこで、もう一つ総裁に伺いますが、事業者発行の日本円ステーブルコインを含む民間デジタルマネーの利便性を高める必要性の観点からも、民間金融事業者の調整役であり日銀ネットの運営者でもある日本銀行が決済事業者間のネットワーク効果を高めるなど決済システムの効率性、これを高めていく取組を進めるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。
そこで、もう一つ総裁に伺いますが、事業者発行の日本円ステーブルコインを含む民間デジタルマネーの利便性を高める必要性の観点からも、民間金融事業者の調整役であり日銀ネットの運営者でもある日本銀行が決済事業者間のネットワーク効果を高めるなど決済システムの効率性、これを高めていく取組を進めるべきと考えますが、見解をお伺いいたします。
日銀は日銀ネットという情報システムを構築、運用しており、これで主に民間金融機関と取引をしているため、日銀の提供するサービスのネットワーク化は日本の公的機関の中ではトップクラスだと、そういった御意見も多くあり、この点、私も改めて高く評価をしたいと思います。
○参考人(黒田東彦君) 十分かどうかっていろんな議論があると思いますけれども、日本銀行の場合は、そもそも日銀ネットという巨大なコンピューターシステムで毎日百四十兆円ぐらいの資金決済を行っていると、さらには国債の決済も行っているということもあって、ソフトウエアの開発その他、IT関係の人材はかなりそろっております。
日本銀行では、取引相手の大宗を占めます金融機関との間、これにつきましては、先ほど委員からも御指摘がありました日銀ネットなどの専用ネットワークによりまして、情報セキュリティーにも十分に配意しながら、手続のほとんどを既にオンライン化しております。
ただ、私も、前職は日銀におったんですが、日銀のシステムインフラの担当をしたこともあって、御承知のとおり、日銀は日銀ネットという決済インフラを持って、その下には全金融機関のシステムがつながっていまして、これの暗号システムの再構築の仕事に携わったことがあって、詳細は職務上の情報なので全部は申し上げられませんが、その当時、最もハイレベルの暗号技術、当時は鍵長の長さで決まっていたんですが、これを使えたかというと
先生おっしゃられたとおり、日銀ネットは金融機関との間の基幹的な決済インフラでございまして、我々としては、信頼性の高いシステムを構築し、安定的な運行を確保することが必要だと考えております。こうした観点から、日銀ネットで使用するOSとブラウザーについては、御指摘のとおり、広範な利用実績があり、他のハードウエアやソフトウエアとの互換性が高い製品を選定しております。
日銀ネット以外では、広く一般の国民の皆様向けに日銀の情報を提供するホームページを運営しております。ホームページにつきましては、不特定多数の利用者がアクセスするということから、特定のブラウザーの指定は行っておりません。 それから、先ほどは失礼いたしました。
日銀ネットについては、セキュリティー対策を講じておりますけれども、いずれにせよ、今後も、最新のIT技術やセキュリティー動向に関する情報収集に努めまして、マイクロソフト社が公表する脆弱性に関する情報についても注意深くフォローし、日銀ネットのセキュリティー対策については万全を期してまいりたいと存じます。
○参考人(黒田東彦君) 中央銀行が発行するデジタル通貨というものには言わば二種類あると思っておりまして、一つは、まさに御指摘のような、一般の人々が現金代わりに使えるようなデジタル通貨を発行するかどうかと、もう一つは、中央銀行が金融機関、銀行との間で決済のためにデジタル通貨を、言わば既に日銀ネットで完全にデジタル化した形で決済が行われているわけであります。
さらに、日本銀行は、銀行券の流通や日銀ネットの運行など決済システムの中核を担っています。熊本地震等の災害時も含め、こうした業務が円滑に行われるよう取り組んでいます。また、新しい情報通信技術を金融面に応用するフィンテックが金融サービスの向上や持続的成長に資するよう、様々な研究や金融機関等へのサポートも行っています。 こうした多様な機能、役割を持つ日本銀行を私はこの五年間陣頭指揮してまいりました。
さらに、日本銀行は、銀行券の流通や日銀ネットの運用など決済システムの中核を担っております。熊本地震等の災害時も含め、こうした業務が円滑に行われるよう取り組んでいます。また、新しい情報通信技術を金融面に応用するフィンテックが金融サービスの向上や持続的成長に資するよう、さまざまな研究や金融機関等へのサポートも行っています。
○黒田参考人 まず第一に、金融面での影響でございますけれども、日本銀行の日銀ネット、さらには全銀ネット等は正常に機能しておりますし、日本銀行の支店、さらには銀行の支店等も窓口で通常の業務を行っておりまして、金融面では特別な問題は生じておりませんけれども、そうしたもとで十五日に、九州財務局長と日本銀行熊本支店長の連名で、金融上の措置を適切に講じるよう金融機関等に対して要請を発出いたしまして、関係機関とも
TPPの十二カ国で、WTO並みの内国民待遇とかそういうものをまずみんなで確認するということ、それから、例えば日本に日銀ネットのような金融のネットワークがありますが、そういうものに加盟国の金融機関がつなげるようにする、こういったようなルールを決めるものでございまして、ある意味、日本の銀行、金融機関が海外に出ていくということは、海外で、やはり安心して日本の中小企業が行ける、そういう新しいインフラができるということですので
また、地震などの災害時も含めまして、日本銀行券を流通させ、日銀ネットなどの決済システムを円滑に運行することなど、間違いなく業務を遂行していく必要もございます。 そうした日々の業務を支えているのが本支店約五千人の職員でございます。いっときたりとも中断してはならない業務を彼らは強い使命感を持って遂行しております。
また、地震などの災害時も含めまして、日本銀行券を流通させ、日銀ネットなどの決済システムを円滑に運行することなど、間違いなく業務を遂行していく、こういった必要もございます。 そうした日々の業務を支えておりますのが、本支店約五千人の職員でございます。いっときたりとも中断してはならない業務を、彼らは強い使命感を持って遂行してございます。
以上に加え、震災発生後、日本銀行は、我が国の金融機能の維持と資金決済の円滑を確保するため、民間金融機関とも協力しながら、被災地への現金供給や日銀ネットを初めとする主要な決済システムの安定的な稼働の維持に努めました。また、金融市場の安定化を確保するため、連日、市場の需要を満たす大量の資金を供給しました。
日銀ネットと呼ばれるシステムがございますけれども、そうしたシステムがきっちりと稼働をしているということを伝えて、とにかく安心感を持ってもらう必要があります。これを直ちにホームページで公表いたしました。 このことも示しますように、そのように刻々と状況について伝えていくということが大事だということも、これはBCPの作成の中で我々は感じたことでございます。
それから第二に、取引先金融機関なども参加して日本銀行と合同で行う訓練といたしまして、一つは、日銀ネットのシステム障害を想定いたしましたバックアップシステムへの切替え、あるいは第二に、取引先のコンピューター接続の切替えの訓練などを行っております。また、政府との間でも緊急時における連絡体制を確認するといったような訓練を行っております。
それから金融調節、第三に決済システム、日銀ネットなどの安定的な運行に関する措置、それから第四番目に金融機関に対する資金の貸付け、第五番目に金融機関による金融上の措置の実施に関する要請、これらを重要業務として特定をしております。
さらに、銀行券の流通や日銀ネットの運行など、資金決済の円滑な確保も中央銀行としての重要な業務です。 こうした中央銀行としての様々な業務についても、総裁をしっかりと補佐してまいりたいと考えております。 私は、公務員として奉職以来、いかなる職にあるときも与えられた職責を全うするよう最善を尽くしてまいりました。
さらに、銀行券の流通や日銀ネットの運行など、資金決済の円滑な確保も中央銀行としての重要な業務であります。 こうした中央銀行としてのさまざまな業務についても、総裁をしっかりと補佐してまいりたいと考えております。 私は、公務員として奉職以来、いかなる職にあるときも、与えられた職責を全うするよう最善を尽くしてまいりました。
さらに、銀行券の流通や日銀ネットの運行なども日本銀行の重要な任務であり、業務の適切な執行を行い、資金決済の円滑な確保、信用秩序の維持に努めてまいります。 私は、公務員として奉職して以来、現在に至るまで、与えられた職責において全体の奉仕者の一人として最善を尽くしてきたつもりであります。
さらに、銀行券の流通や日銀ネットの運行なども日本銀行の重要な任務であり、業務の適切な執行を行い、資金決済の円滑な確保、信用秩序の維持に努めてまいります。 私は、公務員として奉職して以来、現在に至るまで、与えられた職責において全体の奉仕者の一人として最善を尽くしてまいったつもりでございます。
また、日本銀行は、銀行券の流通や日銀ネットの運行など日本の決済システムの中核を担っております。こうした業務が日々円滑に行われるようにしていくことも極めて重要であります。
また、日本銀行は、銀行券の流通や日銀ネットの運行など日本の決済システムの中核を担っております。こうした業務が日々円滑に行われるようにしていくことも極めて重要であります。日本銀行がその目的を十分に達成するためには、金融政策の運営と並んで、信用秩序の維持、業務の円滑な遂行、そしてこれらを支える効率的な組織運営など、すべてを有機的に結びつけ、中央銀行としての総合力を発揮させることが必要であります。
我が国の金融決済システムを支える日銀ネットについては、国際標準化対応がなされていないとの指摘があります。 また、国債決済期間の短縮化が進んでいないとの指摘があります。金融取引のクロスボーダー化がますます進展する中で、市場のインフラである決済システムの国際化は極めて重要な課題と考えます。 これらの点につき、今後、日本銀行として何をすべきとお考えか、武藤副総裁の御所見をお伺いいたします。
日本銀行はこの決済システムの安定を通じまして信用秩序の維持に貢献するという役割を担っているわけでありまして、自ら日銀ネットという決済システムを運営しております。資金決済のいわゆる即時グロス決済化、あるいは証券と資金の同時決済化というものを行っておりまして、その安全性と効率性の向上に努めてきております。